7.21.2010

ペンギンの死骸、大量に漂着

ペンギンの死骸、大量に漂着=大半が餓死-ブラジル
 【サンパウロ時事】ブラジル南東部サンパウロ州の海岸に20日までに、南米大陸の南部に生息するマゼランペンギンやウミガメなどの死骸(しがい)が大量に漂着した。原因は不明だが、大半が餓死しているため、寒波や気候変動によるとみられる海水温の低下で、食料となる魚が減少したことが影響しているもようだ。
 報道によると、死骸で打ち上げられたのはマゼランペンギン530羽、イルカ5頭、ウミガメ3頭など。マゼランペンギンはこの時期、アルゼンチン沖から餌を求めて北上するが、例年より低い海水温や強い海流で魚が減り、疲弊して餓死した可能性が強い。乱獲に起因する恐れもあるという。

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