信じられないのが、宮城県の気仙沼や、岩手で、
ワカメ、貝類などの漁を再開したことである。
しかもその上、ヒラメなどの底魚まで、出荷が始まる。
海藻、貝類は「動けない」のですから、
この14ヶ月の間、福島第一の海から流れてきた、
猛烈な量の、高濃度の放射性物質を確実に取り込んでいます。
海水そのものは、流れて希釈されても、生物の体内では、
決して、希釈などされません。
何度でもこの海洋汚染の実態を頭に入れてください。
ですから、誰一人も、漁業組合の測定値なんか信じませんよ。
なぜならば、規制値以下とか、検出限界未満というのは、
どうやって発表しているのかと言えば、
無作為に、多数の魚介類や海藻から、
「抜き打ち検査」をしているならば、まだマシだがそうではない。
実際には、
「検出限界未満のサンプルが出るまでは、何十品でも検査し」、
やっと検出限界未満とか、規制値以下が出たらば、それを公開する、
というのが、農協や漁協の常套手段である。
つまりその他、9割の汚染されたサンプルは「なかったこと」にされる。
全量検査なんか、していないのですから。
そして「ちゃんとサンプルを、測定しましたから」という、
「既成事実だけを、大々的に誇示する」。
こうやって、農作物でも海産物でも、規制値以上の汚染の食材が、
他都道府県に出回ってゆく。
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